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《お詫びと補足》通信秋号に表記について
キッズファインカラー代表の新川智子です。

10月10日付けのキッズファインカラー通信に『色覚検査』廃止の記事を掲載して
おります。
限られた文字数制限の中でしたので、用語について善意あるお問合せ(ご心配)を
いただきましたので、ここにお詫びと補足をいたします。

通信では、石原式色盲検査表(現:石原式色覚検査表)について、昭和初期に
発表された石原式色盲検査表(現:石原式色覚検査表)の当時の意図をそのまま
お伝えすべく、『色盲検査』表記をしてございます。

この表記でお心を痛めた方、不快に思われた方がおりましたら申し訳ございません。
現在は、『色覚検査』という表記が一般的であることをここに改めて明記いたします。
上記の一文がなかったことは間違いですのでお詫びと補足をいたします。

しかし『色盲』表記を指摘→『色覚』表記へ変更→『色覚検査』の中止 と、いう、
一連の流れの原点を問うているコラム
となっておりますので、その点ご了承下さい。

色覚検査廃止となった現在、『色弱』『色覚検査』への理解が社会全体で薄れ、
実際に当事者の方々が困難を覚えている現状を踏まえ、当時の表記にてコラムを
書かせていただきました。

差別(用語)というのは、何よりも『知らない』ことから始まると思います。
石原忍氏(1879-1963)は眼医であり、視力ハンデについて研究された第一人者
のお一人でもあります。(軍医だったということからそれを問題視しする方もいますが、
当時、誰もが戦時下で子どもでさえも軍のお仕事に携わっていた背景を知れば、
致し方ない過去だと思うのです。有名な総合病院の婦長さんでさえ、
過去には従軍看護婦として従事していたことを私に話してくださった事もあります。

しかし、一部の実際に色覚に問題もない方々が外部から「差別だ」と決め付けて
『色彩を学ぶ』ことをせず、『色盲検査』や『色盲』という単語に差別という
レッテルを貼ったことは紛れもない事実
です。

実際、色弱者を私は父に持っております。その点では、第三者よりも色覚に
ハンデのある方の苦労やご家族の苦労や努力は身をもって理解しております。

私自身、眼球系の劣性遺伝を持っているので、日々、見ることには人一倍
気を使わないといけない生活を送っています。

声を大にして言いたいことは『それは差別だ!』と言う前に、『当事者に話を
聞いてみませんか?』『実際に、色彩や眼の仕組みを学んでみませんか?』

いうことなのです。

そうすれば、どのようにしたら、色弱者の方々が暮らしやすくなるか、ことば
にこだわる前に、身を持って示せると思うのです。

昨今は、『目指す』という単語も『目をさすみたいだから』と、漢字表記を
反対する教育団体もあるそうです。

しかし、『現実から目をそむける』ような一見正しい主張をしているように見える
反対運動では当事者の方の力にはなれません。

現に、『色盲表記、色覚検査は差別だ』と運動する方々が多くおられるのに、
私は、色弱者の父に対する対応を正しく指導し、色弱のメカニズムを正確に
説明してくれた大人に出会ったことはありません。

また、『色盲表記、色覚検査は差別だ』と運動する方々が第二の皮膚と言われる
被服色など日々、色に気を使っているのを一度も見聞したことがありません。

現に、反対団体の当事者向けパンフレットには、一切、色彩の配慮というものが
ありません。色彩ハンデのある方が見たら、字がにじんで読めなくなるような
配色でデザインされていて開いた口がふさがりませんでした。
これでは、口で「差別だ反対だ」と言っていても、実が伴っていません。

政治的にも大きな力を持っている団体が『色盲検査(現:色覚検査)』に反対
して今日に至ったいることを承知でキッズファインカラーは、すべての子どもが
健全に育つことが出来る社会を目指してこの問題の渦中に光を当てたいと思って
おります。

色彩がここまで先進国といわれる国で進んでいない、むしろ後退している国は
ほかにあるでしょうか?ユニバーサルデザイン・ユニバーサルカラーという
意識が進むためにも『争い』や『対立』をやめて問題自体に目を向け、解決する
そんな社会をつくる第一歩をキッズファインカラーが担っている一つの使命と
思っております。


キッズファインカラー
代表 新川 智子

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